サイゴンの路上撤去キャンペーンは、いかにして路上ビジネスを排除するかにある

現在、サイゴンの地元当局は、混雑した賑やかな歩道で、一か月にわたって、積極的な路上撤去キャンペーンを目的としたキャンペーンを実施しています。

この市を訪れる誰もが知ってのとおり、混雑した歩道を歩くことは、最もしたくないことのひとつのようです。露店やオートバイの路上駐車が、道を占領しているからです。道を歩いている人はそんなにいません。市の中央まで、ブラブラと道沿いに歩くとすれば、まるで、しょっちゅう障害物競走をしているかのように感じられるでしょう。

当キャンペーンは、1区人民委員会のドアン・ゴック・ハイ副主席により打ち出され、実行されました。彼は明白に、個人で職員のチームを率い、視察旅行を行っています。彼は真剣に歩行者用スペースを取り戻す努力をしており、この状況をどうすることもできなかった場合、辞任を表明すると約束しました。

しかし、市内には1000人もの路上商人がいて、そのすべてが生計を立てられるか疑問視されています。そのほかにも、歩道の隅にはびこる食べ物や飲み物の商人も、その市らしさを特徴づける大切な要素として、一役買っているのではないかという疑問の声が挙がっています。

路上でStreet Foodies Saigonを経営するベトナム系アメリカ人、Vinh Daoは、厳重な取り締まりは、街中で絶えずに行われているわけではないと言いました。

「歩きやすさを助長するという見解からすると、私たちが露店を営んでいることというのは、それほどのことではないと思います」と彼は言います。「実際、私たちのお客が、オートバイの駐車や他の無数の路上商売人により、思い切って道から外れて歩かなければいけないことも、旅行の醍醐味なのです」

しかし、キャンペーンは、主にレンガやモルタルの敷地内で、座って店を構えることのできる商人たちに適用されます。彼は、街のストリートフードシーンをアピールできることの喜びに際して、不安を抱いています。

「エネルギッシュで活気に満ちた、サイゴン独自のストリートフードシーンは、私たちのすべてのお客の目を惹きます。一方には、車が激しく行き交うサイゴンの道路があり、熱々のボウルに入ったフォー(米粉で作った平打ちの麺)を片手に、路上の隅に座っているというのも、なかなかオツなものですよ」

多くの路上商人の出店移転「区域」は、街の公園になりそうだとの提案があるという噂が広まっています。しかし、現時点では、多くのそういった場所では、一部のサイゴンの路上商人で、家を持つことができる人に限られるという話し合いがなされています。

ですが、一般大衆からは、このキャンペーンは、広く受け止められ、強く支持されています。話し合いは、ソーシャルメディアやコメントのスレッドで活発化しており、共通の言及としては、サイゴンは、よりシンガポールを手本にすべきだということが挙げられています。

ベトナムの人々は、この島国の、現代的で、小ぎれいで、秩序がある点を気に入っています。彼らにとっては、ベトナムの中流階級の急速な台頭は、自分たちの街や国にとって、大いにアグレッシブであるとして、称賛に値するものです。

とはいえ、もしこのプロセスが、街の特色である、たくさんの中から選ぶ楽しみを奪ってしまうとしたら、それは残念なことといえるかもしれません。

ダナンとハノイの新しいインターナショナルホテルへようこそ

近年、ダナンとホイアンの海岸線沿いで、別々のプロジェクトで進められている計画と、その建設が注目を集めています。一方、いくつかのプロジェクトは、様々な方面での実現の可能性があるといった段階で、市場は開発者からの強い関心が寄せられています。ベトナムのJILLによると、「宿泊施設やツアー産業が特に注目されています」とのことです。

近日オープン予定の、シャラトン・ホイアン・タムキー・リゾートや、基本計画中のホイヤナの統合カジノ開発には、ベトナム初のローズウッドホテルも含まれ、双方ともホイアンの南に位置しています。旅行者がアクセスしやすくなるよう、海岸線の長さがさらに広げられます。

やがてできる二つ目のカジノに加え、ホイアンの信頼性はさらに高まっています。2016年に新しく改装された、ホイアンのフォー・シーズンズ・リゾート・ナムハイでは、初めてゲストを招き、グループ初のベトナムの進出となりました。

ダナンはベトナムの中心にあり、経済の中枢を担っています。ホーチミン市やハノイのように、主には工業生産と製造業によって、近年、経済資産価値が高まっています。そしてテクノロジーに精通した労働者の評判を、徐々に獲得してきています。ベトナムのシリコンバレーだとも言われているダナンと、その周辺地区は、ベトナムの主なリゾート地の一つでもあります。

そのエリアには、ミーケービーチなど、海岸線の景色の素晴らしいビーチがあり、ダナンより100km圏内には、3つのユネスコの世界遺産があります。ホイアンの16世紀のシルクロードの貿易港、古代チャム族の文明が残るミーソン遺跡、かつての帝国であるフエ市などです。

この地域の他の観光スポットとしては、マーブルマウンテン、ハイヴァン峠、ソン・トラ・ペニンシュラ、バナ・ヒルズ・リゾートエリアがあります。ダナンには、モンゴメリー・リンクスを含む、たくさんの世界規模のゴルフコースがあります。ゴルフコースは、クラウン・プラザ・ホテルや、きたるべきJWマリオットの盛況なカジノにもつながっています。

ダナンと、隣接するクアンムル省では、観光業に焦点を当て、また主な経済拠点として協力し、地域を発展させていくことに合意しました。二都市は、フエの首都、トゥアティエン=フエ省の、「3つの都市、一つの目的地」計画にも参加しています。計画では、人気の観光グッズ、自然の中にある観光スポット、中心地区の歴史的、文化的遺産などを広めています。

ダナン国際空港など、国際的な航空産業もおおむね成長しています。ダナン空港では、最近新しいターミナルをオープンし、今年四半期で約650万人の到着が可能になりました。ダナン空港は、ハノイのノイバイ空港、ホーチミン市のタンソンニャット空港に次ぎ、国内で3つ目の大きい空港です。

空港の拡大は、ダナンが主催し、2017年11月に開催される、アジア太平洋経済協力会議(APEC)のサミットの準備の一環でもあります。JILLによると、「APECの主催により、全国的なMICE機能をさらに促進する、アジア発の経済国家の一つとしての、ベトナムの輝かしい成長に大きく焦点が集まるでしょう」とのことです。

タイで一番の楽しみ!アナンタラでのエレファントポロ

私がエレファントポロというものを知って以来、約10年が経ちます。そこにはずっと行きたかったですし、行かないわけにはいかないでしょう?そのスポーツは、純粋にバカげた楽しみのように聞こえますが、大義名分があって行われています。

毎年恒例のキングス・カップ・トーナメントは、アナンタラホテルが14年間、スポンサーを続けています。初回はバンコクで行われました。(かつてはアナンタラホアヒンホテルで開催され、今では首都にある、アナンタラリバーサイドホテルという、素敵なホテルで行われています。)この奇妙なゲームの収益を折半するのは、とどまることを知らない数の関係者と、真面目な基金調達者です。トーナメントは、90年代後半にこのスポーツを復活させることを思いついた、ポロのプレーヤー、博愛主義者、そして、スポーツファンの人達といった、出資者の保証に沿うものです。

国際的なプレーヤーは、主にプロのホースポロのプレーヤーです。しかしニュージーランド出身で、ケンカっぱやい、初期のラグビーチーム、オールブラックスや、地元のゲイの人気チーム、タイの象使いの後ろに乗り、象を操る人などです。彼らは2mもの長さのマレットを振り回します。素早さが求められるゲームではありません。しかしプレイヤーが、象の両側から遠くへ傾いて、足に当てることなくボールを叩き落とすのは、妙にエキサイティングです。(タイを訪れ、アナンタラホテルのゲストとして、私はトーナメントに参加しました)。

象の福祉についての明記。ゲームのルールが、すべて太字で書かれ、プリントされています。「象の健康と福祉は、重要事項であり、象の虐待はもっとも重い反則と見なされます」
アナンタラホテルの長期にわたる保護ディレクター、ジョン・ロバーツは、レギュラー審査員として、毎回ゲームに立ち合っています。象が乗り気でないと気づいたとき、彼がゲームを中断させたのを見たことがあります。

エレファントポロは、1回戦の半分が、7分ごとの、2回で構成されています。そして象は、ハーフタイムで交代します。今年のトーナメントでは、20頭の象が使われました。象たちは象使いから借りたものです。さもなければ、象は旅行者のトレッキングキャンプで、毎日10時間から12時間働かされたり、短いチェーンにつながれつづけ、村では十分な食事を与えられないそうです。トーナメントは象にとって、これまでの中でもベストな待遇なのです。1日約28分のフィールドで、
長い休憩を与えられ豊富な食事とメディカルケアを受けられます。象のブランチは、動物が草を食べる長いテーブルにどっさり積まれた、野菜、パイナップル、サトウキビなどです。それはオープニングデイのハイライトの光景です。

初年度以来、トーナメントは、1300万USドル以上でまかなわれています。それらはすべて、アジアと、最近はアフリカの、象の保護プロジェクトにより、徹底的に低コストで考案されました。その中に、自閉症の子供たちへの、エレファント・セラピーなどがあります。

タイのずっと北部にある、ゴールデン・トライアングルで、アナンタラが行ってきた仕事について補足したいと思います。ゴールデン・トライアングルは、ラオスやミャンマーとの国境に位置しています。60部屋のキャンプは、アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・リゾートを特徴づける観光スポットです。2003年に、素晴らしいデザインを兼ね添えてオープンし、0.65平方kmの竹の森や、田んぼ、料理教室、豪華なスパ、そして二つのレストランがあります。ほとんど重要ではありませんが、そこの目玉は、毎朝、若い象がロビーを歩いていることです。すべて込みのパッケージには、30頭くらいの動物がアナンタラのエレファントキャンプに住んでいて救出されたという内容のセッションも含まれます。動物たちは象使いと一緒にいて、象使いの暮らしも、キャンプでまかなわれているそうです。

伝統的には、動物とのふれあいは、象使いの訓練という形をとります。ゲストは、象を操る基本のコマンドを学べます。そして、ゲストは旅行者用のひどいかごに座って乗るのではなく、鞍なしで象の方にまたがり、トレッキングに出かけます。象たちがどれだけ賢い動物なのかが、それですぐにわかります。昨年、リゾートは、Walking with Giants experienceという催しを追加しました。それはゲストが、ゆっくりトレッキングに出かけ、象が象らしくしているところ――ありえないくらいたくさんのブランチを食べたり、互いに川の中でじゃれあうのを見られるというものでした。

アンジェリーナ・ジョリーの映画公開!カンボジアでのシーンが満載2

有名なアンコールワット・ストーン寺院は、12世紀の前半に建設されました。

「30万人の労働者と、600頭の象、そして37年の歳月をかけて、約213mの5つの塔、1532の円柱、5kmの堀が建設されました」もう一人のガイドであるMeas Nheanは言いました。彼は、世界七不思議でもあるその場所で、夜明け前の時間帯から、日の出を拝むという内容のツアーを、たびたび開催しています。

「よっぽど上手に隠れない限り、日の出を拝むために、寺院内で一夜をすごすことはできません(笑)そこには伝説があるのです……」近隣のアナンタラ・アンコール・リゾートのジェネラルマネージャー、アンソニー・Borantinは、冗談めかして言いました。アナンタラのラグジュアリーホテルは、シンプルな夜通しプランを提供しています。寺院の探索と、豪華特典込みで200ドルもの安さです。特典には、空港までの送迎、朝食、無料携帯電話貸出、そして活気あふれる街、シェムリアップまでのトゥクトゥクのサービスが含まれています。すべてのサービスには、一日限りのガイドつき寺院巡りツアーと、スパでのトリートメントが含まれています。アナンタラは、寺周辺のエリアに5kmのランニングコースまで用意し、トゥクトゥクがあとからついてきて、タオルと水を運んでくれるというサービスも開始するようです。

どれくらいの期間、訪問者たちが巨大な寺のある地域ですごすかも変わってきています。暑さや湿気にも関わらず、山登りや探索、写真撮影などは、文字通り「サンライズ・トゥ・サンセット(日の出から日没まで)計画」になりえます。なぜならそこには表面上、見たり触れたりできる、終わりなき荒廃があるからです。アンコールワットが、ユネスコの世界遺産として、注目を集める一方、その周辺を含む150以上の寺院が崩壊しています。自転車で訪れることもできますし、ベスパやジープ、レース用の4輪バイクや、馬に乗って来る人までいます。ライトプレーンやヘリコプターでも可能です。浸水した森林や、そこにある小鳥の聖域も、ボートでのアクセスが可能かもしれません。同行するガイドは日給50ドルという安さで雇うことができます。さらに人気の古代の寺院では、数々の現代的な商売が、その周辺で広まっています。ポストカードや、スカーフ、ホイッスル、ガイドブックなど、様々なお土産を売る子供たち。そしてすべてを間に合わせの水のボトル売り場から調達し、そこで待機する、口の達者な携帯小売り販売者がいます。彼らは、アンコールワットの夜明け前の小道を照らすために携帯電話を使うことはあまりありません。しかし携帯で地元のオファーに応え、カフェラテやアイスクリームを運んでくることはあります。ご参考までに、アメリカドルも使えます。

 

アナンタラの資産であるホテルは、シェムリアップ空港からたった数分、そしてアンコール寺院エリアからは20分です。39のスイートルーム、スパ内のヨガやジャグジー、外付けの塩水プールもご用意しています。チ・レストランやバーでは、クメール料理教室も開催しています。

アンジェリーナ・ジョリーの映画公開!カンボジアでのシーンが満載1

アンジェリーナ・ジョリーの新しい映画の、2月のプレミア試写会が、シェムリアップのアンコールで公開されました。「最初に父が殺された」という、ネットフリックス社の映画です。この映画は、カンボジアにセンセーショナルな話題をもたらしました。当映画は、クメール・ルージュの生き残りである、ルオン・ウンの伝記をもとにして制作されました。クメール・ルージュとは、1970年代後半、ポルポト派共産主義政党下による、カンボジアでの大量殺戮事件です。人権をめぐる悲劇で、200万人以上の人が犠牲になりました。

ジェリーはこの映画のシナリオを執筆し、自身の子供を連れて、映画のプレミアに参加しました。2002年に、彼女は、マドックスというカンボジア人の子供を、長男として養子に引き取りました。それは2000年に、この国で撮られた映画、「トゥーム・レイダー」で、彼女がララ・クロフト役を演じ、カンボジアで一躍有名になったあとのことでした。「トゥーム・レイダー」は、2001年に発売された、同タイトルのゲームが原案になっており、1億3千万以上の収益をあげました。

映画では、ジョリーの父親のジョン・ボイドが、クロフト郷役を演じ、また007のダニエル・クレイグがアレックス・ウェイト役を務めました。

「トゥーム・レイダー」で撮影されたジャングルの中の寺は、基本的には既製品のセットです。いまや、年間100万人の旅行者の集団が、アンコールワット寺院と、12世紀の寺院、タ・プロームの探索のツアーで、観光に訪れます。3キロメートル先には、ララ・クロフトが、映画の中であちこち動きまわった、「トゥーム(墓)」があります。訪問者たちは、写真や自撮りをするため、映画に使われた、その周辺のそれとわかる寺院に、行列で並びます。そのスポットは、あるシーンでジョリーが上からなだれ落ちた木、バンヤンツリーのつるのような根が、ジョリーの走った墓の入り口の隣まで伸びているところです。旅行者はしょっちゅう、寺には、正式で、ちゃんとした名前があるにもかかわらず、トゥクトゥク(エンジン付き3輪車スクーターのタクシー)の運転手や、ツアーのオペレーターに、「“トゥーム・レイダー寺”まで連れて行ってくれない?」と、何気なく聞いてくるそうです。

ドラマチックなガイドツアーを用意してくれるPech Vuthyは、ジャングルの寺の人たちは気にしないと言います。

「この地域は『トゥーム・レイダー』のおかげで、より人気になりました」彼は、ジョリーが映画撮影のために、シェムリアップで過ごした二週間のことすら覚えていると言います。「プロデューサーは、寺院で、光線の加減が違うせいで、一日のうちの様々な時間帯に、何度も撮影をしていました。訪問者には、寺院全体ではなく、撮影している場所のみ、入場が閉鎖されていました」

プロダクション会社は、寺周辺の地域を撮影する許可を得るため、この日だけで、一日約2000ドル支払ったそうです。

「ジョリーは滞在中、専属ドライバーたちに、『ポーズを取って写真には写らないから!』と言っていました。幾度となく彼女を見かけましたよ。町の、レッドピアノという店で、ボディガードをつけて、お酒を飲んでいましたね」Vuthyは思い出しながら、語ってくれました。