ハノイは、ベトナム北部に位置するベトナムの首都です。南シナ海から内陸に約140km離れた紅川の西側に位置しています。ハノイは日本語で書くと、ハ ノイとは書きませんが、英語やベトナム語では、Ha Noiと綴られます。
ハノイはベトナムの中央政府が管理する中央直轄市になっており、他にホーチミン・ダナン・ハイフォン・カントーの4つも同じく中央直轄市になっております。これは省に属していません。
現在のハノイ周辺地域は、先史時代に定着し中国による征服者によって政治的中心地に選ばれることが多かった。その理由としては中国からも近く内陸部にあったことがあげられます。ハノイの最初の支配者は1010年 ベトナム王朝「リ朝」時代のリ・タイ・トーです。ハノイは最後のベトナム王朝である「グエン朝」によって首都が移転される1802年までベトナムの主要都市でした。
ハノイは、場所こそ、あまり変わっていないものの、長い歴史の中で「タンロン」「トンキン」など時々名前が変更されました。最後に「ハノイ(2つの川の間)」に改称されたのは1831年グエン朝時代です。
再びハノイがベトナムの主要都市になったのは、フランス統治下のインドシナの首都になった1902年です。理由は、中国南部への接近のためであった。のちに日本占領下の時代(1940年〜1945年)にも、ハノイは主要都市として残りました。
1945年8月、ホーチミン氏の指導の下にあったベトナムは日本の降伏によりハノイで権力を奪取しベトナム民主共和国(北ベトナム)を設立しハノイを首都としました。
ベトナム戦争中、1965年・1968年・1972年に米軍によるハノイ爆撃によって大規模な被害をもたらしたものの1975年に南ベトナムが崩壊した後、北ベトナムはベトナム全土を支配しました。
その後、1976年7月2日にベトナム社会主義共和国が設立され首都となり現在に至っています。
日系企業の進出動向
ハノイ市やハノイ近郊のハイフォン省・ハイズオン省への日系企業の進出は増加傾向となっています。また日本人の人数も年々増加傾向で約七千人を超えています。ホーチミンに比べると、製造業や生産業の拠点としての進出が多い印象を受けますが、徐々にサービス業が増えています。
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