タイのお正月

タイで働いていると、あまり日本のお正月を忘れてしまいます。形式的にお雑煮を作って食べたり、おせち料理を食べに行ったりということはしますが、それ以外のことになると、全然です。
タイでは新暦のお正月を祝うことは、年末年始のカウントダウンくらいです。今回はベトナムに行ったのでタイのことは、どうだったのかはわからないのですが、毎年そんなに派手なことをしているイメージはありません。
理由としてはタイにはタイ正月と呼ばれるタイ独自のお正月があります。これは4月の中旬に行われるもので、中国やベトナムのような旧暦のお正月とは異なります。暦としては仏暦と言われています。
ちなみに仏暦はタイでは、とても重要です。公的な書類などは仏暦で記されていることが多いです。年号に関してはとてもわかりやすいんで覚えていても良いと思います。西暦に543を加えたものが、仏暦の年数になります。今年は西暦2018年で仏暦は2461年という風になります。なんで543かというと、仏暦は仏滅紀元とも言われ、タイでは釈迦が入滅した翌年が紀元前543年だからです。
この仏暦が使用されているのは、すごい昔からだと思われがちですが、実際は1912年からなので、まだ100年少しくらいしか歴史がありません。西暦との日にちのずれがないので慣れればあまり気にならないと思います。